視認性を高める!車からでも見やすい看板にするための工夫

大阪の看板屋 あいらんど工房ブログ担当の松本です。

「通り沿いなのに気づいてもらえない」
「看板を出しているのに集客に繋がらない」

新しく店舗をオープンしたものの、お悩みのオーナー様も多いのではないでしょうか?
特に車の通行量が多いエリアでは、歩行者と異なりドライバーの視認時間はほんの数秒です。
だからこそ、車からでもパッと目に入り、情報が瞬時に伝わる「見やすい看板」の工夫が、売上や顧客満足度の向上に直結するのです。

今回は、看板制作のプロとして「視認性を高める!車からでも見やすい看板にするための工夫」をご紹介します。

一目で伝わる「文字の大きさ」と「フォント選び」

ドライビング中は運転に集中しており速度も出ているため、看板をじっくり読む時間はないものです。
情報を瞬時に伝えられるようにすることが視認性を高める勝負となるのです。

まず大切なのは文字の大きさです。
一般的に、30m離れた場所から読ませたい場合、文字の高さは最低でも10cm必要と言われています。
交通量の多い幹線道路なら、20cm以上を目安にしましょう。

また、フォント選びも重要です。
装飾が多いデザインフォントや手書き風の書体は、可読性が落ちやすいと言われています。特別なご要望が無い限り、避けるのが無難とされています。
視認性に優れているのは、ゴシック体や角ゴシックなど。
太めでシンプルなフォントがベストです。
「読める」ことが第一条件だと意識してデザインしましょう。
そうすることで広告としての訴求力が格段に上がるのです。

配色の工夫で「見やすさ」と「印象」を両立

どれだけ内容がよくても、色使いが見づらいと訴求力が下がるものです。
配色は背景と文字のコントラストを強くすることを意識しましょう。

例)黒背景×白文字、黄色背景×黒文字など

ぱっと目に入りやすい組み合わせを意識しましょう。

ただし、見やすさだけでなく店舗のイメージやブランドカラーとのバランスも重要です。
例えば、ナチュラル系カフェであれば茶色やベージュを基調に馴染ませるようなフォントにすることも。
よりフォントのサイズを上げ、ぼかしをフォント周りに配置することで視認性を高めていきましょう。

文字だけは白や黒で強調する工夫が効果的です。
看板は広告であると同時に“店舗の顔”。
そのため、配色一つとっても顧客の印象を左右します。

設置場所と角度で「通行中の視線」をキャッチ

最後に忘れてはならないのが「設置場所」と「角度」です。
たとえば、建物に垂直に設置された看板は、ドライバーの視線の流れから外れやすく、見落とされることが多くなります。
視認性を高めるには、通行車線に対して看板を斜め45度程度に設置し、自然な視線の中に入るようにしましょう。

また、高さも重要です。
車の目線の高さ(1.5~2.0m付近)を意識。
看板の中心がその位置にくるよう調整するとより効果的です。

さらに、交差点や信号の近くなど、ドライバーが一時停止する場所は「注目されやすい」ので絶好の看板設置ポイントです。

まとめ

今回は、「看板に入れるべき情報、入れないほうがいい情報」のご紹介でした。
車からでも見やすい看板にするためには、「文字の大きさとフォント」「配色の工夫」「設置場所と角度」の3つの要素を意識することが大切です。
これらの工夫を施すことで、看板の訴求力は飛躍的に高まり、店舗への注目度や来店数、さらには売り上げにも好影響を与えることができます。

「せっかく看板を出しているのに効果が感じられない」と思っているオーナー様。
もしかすると“見られていない看板”になっているかもしれません。
店舗の立地や交通状況を踏まえた看板制作を意識しましょう。

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