大阪の看板屋 あいらんど工房ブログ担当の松本です。
「おしゃれに見えればOK」
「かわいいからこの書体で」
感覚的な選び方で、フォントの選択をしていないでしょうか?
上手く効果が発揮できればいいのですが、こうした選択の結果、看板が本来持つ『広告としての訴求力』を十分に発揮できないこともあるのです。
実はフォントの印象は、店舗のジャンルやコンセプト、ターゲット層によって大きく変えるべきポイントです。今回は店舗ジャンル別に、訴求力・視認性・印象効果のバランスが良いおすすめフォントをご紹介します。
今回は「かわいいだけじゃNG?店舗ジャンル別おすすめフォント一覧」をご紹介します。
カフェ・スイーツ店:やさしさ×こなれ感がカギ
カフェやスイーツ店は「かわいらしさ」や「親しみやすさ」を大切にしたいジャンルです。
こうした店舗イメージを損なわないよう、フォント選びに注意しましょう。
【丸ゴシック系のおすすめフォント】
●Rounded M+
●コーポレート・ロゴ
●Rounded など
【手書き風のおすすめフォント】
●やさしさゴシック
●あんずもじ
これらはナチュラルで親しみやすく、女性客や家族連れに好印象との評価があります。
特に手書き風フォントは、「こだわり」「丁寧さ」といった印象を演出できるのです。
文字数が多くなると視認性が落ちるため、短いキャッチコピーに絞って使うのがおすすめです。
美容室・サロン:洗練された印象を与えるには?
美容室やネイルサロンなどは、「トレンド感」「清潔感」「上質感」を伝える必要があります。フォントに遊び心を持たせすぎると見え辛さと、店舗イメージを下げてしまうリスクも高まります。
【セリフ体のおすすめフォント】
●游明朝体
●ヒラギノ明朝 など
【スタイリッシュなサンセリフ体のおすすめフォント】
●Futura
●DIN など
セリフ体は高級感や信頼感を与えると言われています。
顧客単価の高いサービス業にはぴったりと言えるのです。
ブランドイメージを明確にしたい場合は、ロゴタイプと組み合わせて使うこともおすすめです。
看板全体のバランスも整うのです。
また、『明朝体』を使う場合、太めにすると訴求力と共に視認性が高まります。
飲食店・居酒屋:勢いと雰囲気づくりが命!
飲食店は特に「目に留まる看板」が重要な業種です。
通行人の目に入りやすく、さらに「おいしそう」「入りたくなる」と感じてもらうためには、勢いと情緒のバランスが求められるのです。
【伝統的な和風居酒屋におすすめフォント】
●勘亭流
●相撲体
●筆文字系(衡山毛筆フォント、白舟書体など)
【洋風バルやファミレスにおすすめのフォント】
●太ゴシック体
●DIN Black
●UDデジタル教科書体 など
筆文字系や勘亭流は、にぎやかさや和の雰囲気を演出するのにおすすめです。
一方、洋風バルやファミレスであれば力強くて見やすい太ゴシック体が好相性です。
いずれも一目でジャンルが伝わることが、売り上げに直結する重要なポイントです。
まとめ
今回は、「かわいいだけじゃNG?店舗ジャンル別おすすめフォント一覧」のご紹介でした
フォント選びも『売れる看板』の一部―
看板は、ただお店の名前を伝えるだけのものではありません。
お店の「顔」であり、第一印象を左右する強力なマーケティングツールなのです。
そしてフォントは、その印象を決定づける重要な要素とも言えます。
ジャンルやターゲット層、立地環境によって、最適なフォントは大きく異なります。
おしゃれさだけで選んでしまうと、せっかくの看板が訴求力を発揮できず、集客機会を逃してしまうこともあるのです。
デザインの見た目だけでなく「伝える力」を持った看板制作が重要と言えます。
フォントや配色、配置バランスまで、業種ごと・立地ごとに最適化し、店舗の売り上げアップにつなげていきましょう!
「今の看板、ちょっと雰囲気とズレてるかも…」と感じたら、それは変え時のサインかもしれません。
看板で、もっとお客様に伝わるお店にしてみましょう。
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あいらんど工房では様々な看板を取り扱っております。
看板設置を検討中、お悩み中の方は是非一度お問い合わせください。
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