人を引き寄せる看板デザインの秘訣

大阪の看板屋 あいらんど工房ブログ担当の松本です。

何気なく目にした看板から興味を持ち、お店に入ってみようと感じたことはありませんか?
看板はお店の名前や場所を伝えるだけでなく、集客においても重要な役割を果たします。
では、どのようなデザインが効果的なのでしょうか?

今回は、集客につながる看板デザインのポイントを踏まえ「人を引き寄せる看板デザインの基本」をご紹介します!

■看板で「店舗に興味をもってもらう」ポイント

沢山アピールしようと多くの情報を看板に盛り込んでしまうことってありませんか?
情報が過多になってしまうと、何が大切な情報なのかが伝わりづらくなってしまうことがあるのです。
瞬時に伝えたい情報が伝わるよう、明瞭、簡潔な情報にとどめることが大切です。

<店舗の特徴を明確に>
飲食店を例にあげてみます。
同じ飲食店でも和食や洋食、エスニックなど色んなジャンルがあります。
そうしたジャンルを明確にして差別化することが重要です。
内装や料理の写真を看板に掲載してみましょう。
来店者がサービスを具体的にイメージできるようになります。
その結果、来店を促し集客につながるのです。

<色が持つ心理効果を活用>
色が持つ心理的な効果をご存知ですか?
大きく分類すると、赤やオレンジなどの暖色系は温かみを増しそのトーンが濃くなるほど印象も強くなりがちです。
一方で、青や紫などの寒色系はクールで清涼感のあるイメージを彷彿させます。
暖色系と同じくトーンが濃くなるとその印象も増していくのです。
•赤:目立ち、購買意欲を刺激
•橙:食欲をそそる
•黄:遠くから目立つ
•緑:安心感を与える
•青:信頼性が高い
•白:調和と明るさを強調
•黒:高級感と洗練された印象

■看板で「店舗に入店してもらう」ポイント

情報を伝えることができたら入店まであと一歩です!
お客様に入店の決断をして頂くためには、マイナスの要素を払拭することが重要です。
営業時間が分かりにくく、出入り口がどこなのかが定かではないと不安がつのりますよね。
この不安がマイナスの要素となり、入店を断念する結果になってしまうのです。
営業中なのか、入り口はどこなのか、どのようなメニューがあるのかなど、安心につながる情報を発信することが最終的な入店の後押しになります。

具体的には
•営業時間や定休日
•入口への矢印
•メニューなど商品・サービスの内容
•イベント・キャンペーンの案内

などが効果的です。
また営業時間の色を変えて目立たせてることも視認性を高めるうえで重要です。
夜間に照明を用いて見やすくする工夫も大切です。
店舗への入店を促進し、結果的に売り上げに繋げられるような看板を意識していきましょう。

まとめ

今回は、「人を引き寄せる看板デザインの基本」のご紹介でした。
せっかく看板を制作するなら、つい情報をたくさん載せてしまいがちです。
限られたスペースである看板に情報が過多になってしまうと何が重要なのか見落としてしまうものです。
その結果情報を絞ることになりますが、何を掲示すれば良いか迷ってしまうのも事実。
人の目が1箇所に滞留するのは約0.3秒で、日本語では最大15文字程度と言われていますで。
より情報をシンプルにして短い時間の中でいかに興味をもってもらえるかを考える必要があります。

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