看板デザイン!景観を損ねない看板とは?

大阪の看板屋 あいらんど工房ブログ担当の松本です。

看板は店舗の顔。
通行人にお店の存在や魅力を伝える大切な広告媒体です。

しかし一方で、看板が「目立つ」ことばかりを優先すると、街並みに合わない、近隣からクレームが入る、といった問題にも発展しかねません。
特に景観条例のあるエリアや、落ち着いた雰囲気を大切にする街では、看板デザインにも「景観への配慮」が求められています。

景観を損ねずに訴求力を持たせる看板デザインのポイントと、店舗運営におけるメリットについて解説。
魅せながら調和する看板とは、どのようなものか。今一度、看板の在り方を見直してみませんか?

今回は、看板制作のプロとして「看板デザイン!景観を損ねない看板とは?」をご紹介します。

景観と調和する看板が求められる理由

地域によっては景観条例が制定されており、看板の色彩・大きさ・設置場所などが規制されているのをご存知でしょうか?
これらは単なる制限ではなく、「地域の価値を守るためのルール」です。
観光地や住宅街では、統一感のある街並みがそのエリアのブランドを形成しており、派手すぎる看板は悪目立ちし、近隣住民の反感や行政からの指導を招く可能性があります。
逆に、周囲と調和する看板は、地域からも受け入れられやすく、顧客にも「安心感」や「信頼感」を与えることができます。
看板は単なる広告ではなく、まちづくりの一部という視点が、今求められています。

景観配慮型でも訴求力は落とさない

「景観に配慮=目立たない」と思われがちですが、実際はそうではありません。
色数を絞り、素材感を活かした看板は、かえって洗練された印象を与えることができます。
例えば木製の枠を使ったり、落ち着いたトーンのLED照明で文字を浮かび上がらせたりと、工夫次第で静かな中にも強い存在感を演出できます。
また、店舗のコンセプトと調和したデザインは、ブランドイメージを統一し、顧客の記憶にも残りやすくなります。
つまり、訴求力を高めつつ、周囲とも調和する。

それが景観を損ねない看板デザインの理想です。

看板制作で大切なのは「地域性」と「対話力」

景観に配慮した看板づくりでは、地域ごとの特性や風土を理解したうえでのデザイン提案が不可欠です。
まず現地をしっかりと調査し、地域の空気感や人の流れ、背景となる建物の色味などを把握しましょう。
そのうえで、オーナー様の想いや店舗の方向性を丁寧にヒアリングし、地域と店舗の両方に調和する最適なデザインをご提案するのが良い看板作りへの一歩と言えます。

単なる「看板制作」ではなく、「まちの中でどう映るか」をしっかりと考えましょう。

まとめ

今回は、「看板デザイン!景観を損ねない看板とは?」のご紹介でした。
景観に配慮した看板は、信頼と売上を生む―

景観を損ねない看板は、単に「控えめな看板」ではなく、「地域と共に生きる広告」です。
店舗が地域の一員として調和することで、来店客や近隣からの印象もよくなり、長期的にはブランド価値や売上にも好影響をもたらすのです。
景観配慮型の看板は、見た目だけでなく「店の姿勢」までも伝えるツール。

今の看板が少し浮いて見える、または新しい街に出店する際には、ぜひ検討しましょう。

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